キャンプにレンタカーを使用するときの注意点と確認ポイント
キャンプに行くにあたって、車を所有していない方が困るポイントは交通手段の問題でしょう。
電車やバスといった公共交通機関では荷物が制限されてしまいますし、自然に面した場所にあるキャンプ場まで車を使わず移動するのは現実的ではありません。
そのようなときに選択肢の一つとなるのがレンタカーやカーシェアサービスです。
レンタカーであれば荷物を積んでキャンプサイトまで直接行くことが可能になります。そこで今回はキャンプに利用するレンタカーを選ぶときのポイントや注意点について解説します。
キャンプでレンタカーを選ぶ確認ポイント
車を所有すると、税金、保険、駐車場代など・・・様々な維持費がかかり負担も大きくなります。その点、レンタカーは基本的には掛かる費用が利用料金、燃料代のみとなっているので、普段車をあまり使用しない人にとってはコスト面のメリットがとても大きいサービスです。
キャンプには行きたいけれど、普段の生活では車を利用しないという方は、レンタカーを選択することが多いでしょう。キャンプで使用するレンタカーを選ぶ際には、確認しておきたいポイントがいくつかあります。
荷室の寸法を測っておく
まずは荷室の寸法を確認しましょう。キャンプは何かと荷物が多くなりがちで、テント、テーブル、椅子など大きな道具は特にスペースを必要とします。
荷室に道具がすべて収まりきるか、広さを把握しておく必要があります。また、荷物を積んだ時に後方の視界を塞がないように注意しましょう。ルームミラーでしっかりと後方が確認できるように、荷室にある程度余裕をもたせましょう。
乗車人数は適切か
乗車人数もレンタカーを利用する際に確認が必要な事項です。
キャンプでは通常の旅行と違って道具が多いので、その分余裕のある乗車人数を必要とします。特に荷室だけに道具が収まりきらないと、座席を倒して荷物を載せる必要があるため、さらに座席の数が少なくなってしまいます。
持っていく道具にもよりますが、実際に乗車する人数+2〜3人程度の余裕は確保しておきましょう。
車種別の特徴を把握しておく
レンタカーは幅広い車種から選ぶことが可能です。それぞれの車種によって特徴が異なり、利用料金も変わってきます。
乗車人数に対して大きすぎても利用料金が高くなりますし、小さすぎても荷物が積み切れなくなります。車種は最適なサイズのものを選びましょう。
ミニバン
ミニバンは特にキャンプにおすすめの車両です。
4人〜7人程度まで乗ることが可能ですし、荷室の高さも十分なので荷物は余裕を持って積載することができます。
ミニバンは車高は低めですが、その分車内の空間は広く設計されています。
さらに、後部座席を畳めば車中泊もできるので、さまざまなスタイルの旅で活躍できるのが特徴です。
SUV
SUVは「スポーツユーティリティビークル」の略で、直訳すると「スポーツ用の多目的車」という意味です。
車高が高いので悪路や整備されていない道でも、車体を擦ることなく走行可能で、車からの視界が広いので運転もしやすい車種です。
また、アウトドア要素にあわせて荷室も大きく設計されているので、道具もしっかりと積載できるでしょう。特に「見た目」もアウトドア向きなので、「雰囲気を盛り上げたい」といった方にもピッタリのデザインの車種です。
軽自動車
2人程度の人数であれば、選択肢になるのが軽自動車です。
軽自動車は高速料金が安い、レンタル料金が安い、燃費がいいとメリットが大きい車種です。小回りが効き、運転もしやすいので大きい車の運転に慣れていない方でも安心です。
近年では、車内の高さがある軽自動車も多くもあるので、後部座席を畳めば広い荷室を確保できます。
キャンプでレンタカーを使用するときの注意点
キャンプでレンタカーを使う上で、注意したい点は以下になります。
余裕を持って予約する
特に暖かい季節になってキャンプシーズンのときには、目当ての車両が借りれなくなることがあります。
せっかくキャンプ場を予約して準備をしていても、車が手配できず諦めざるを得ないパターンも考えられます。また、目当ての車両が借りられてしまい、サイズの大きい車種を選ぶしかなく予算オーバーになる場合もあるでしょう。
したがって、レンタカーを予約する場合はキャンプ場の予約に併せて、1か月前など余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
借りる時間、返す時間は確認を
レンタカー会社によって、定められている借用時間、返却時間が異なることがあります。
特に返却時間には注意が必要です。返却時間を過ぎてしまうと延滞料金が必要となります。
キャンプ場から帰る道のりの渋滞や、土地勘がないと迷ってしまって時間をロスしてしまうことも考えられるでしょう。さらに、慣れていない車両だと荷物の積み方に手こずってしまい、時間が掛かることもあります。
レンタカー業者の中には、「事前鍵貸し出しサービス」や返却日当日であれば延滞料金が掛からないサービスを実施している所もあります。いずれも日程に余裕が持てるサービスとなっているので、有効的に活用しましょう。
車両を汚しすぎないように注意
キャンプでは道具に土が付いたり、雨が降ったら泥がついてしまうこともあります。
使い終わった道具を積み込む際は特に、車内を汚さないようにしましょう。
レンタカーは幅広い人が使うものです。汚さないのはモラルの面でも当然ですが、場合によっては清掃料金を請求されてしまうことがあります。荷物を積む際には荷室に、レジャーシートやブルーシートなどを敷き、汚さない工夫と、汚してもすぐに清掃できる工夫を行いましょう。
迷ったら4WDがおすすめ
4WDとは車両にある4つのタイヤすべてに、エンジンからの動力が伝わる車両です。
芝の上を走ることがあるフリーサイトで力を発揮します。特に雨の日はキャンプ場がぬかるんでしまうことがあります。ぬかるみにはまると、車両が抜け出せなくなって動けなくなることもありますが、4WD車であれば悪路でも問題なく走行できます。
保険には加入した方が良い
レンタカーを借りる際に、免責保険に加入を勧められることがあります。これは不慮の事故が起きたときに、レンタカー会社が修繕費などを免責してくれる保険です。
キャンプ場は自然が多く、思わぬ事故を起こしてしまうことがあります。免責保険は1日1000円前後のケースが多いので、加入することをおすすめします。
道具もレンタカーも一式借りられる『STORYCA』
今回はキャンプでレンタカーを使用する際の注意点、確認ポイントをご紹介しました。
キャンプでレンタカーを使うメリットは大きいものです。ただ、レンタカーに道具を積み込む手間や、返却時間に追われることは特に注意しておきたいポイントです。
そこで、『STORYCA』という選択肢もあります。
STORYCAはレンタカーを借りられる上に、キャンプで必要な道具もセットとなっており、道具を積み込む手間がありません。
また、返却する際も道具を積んでそのまま返却できるので、とっても楽ちんです。
旅の時間を有効に活用できる『STORYCA』をぜひ検討してみて下さい。