嫌々始めたはずが、今では月イチの楽しみに。絆が深まるファミリーキャンプ。
STORYCAも参加し、大盛況だった「BE-PAL FOREST CAMP 2022 @PICA八ヶ岳明野」。今回は、イベントに参加していたご家族に直撃インタビュー。「嫌々始めたはずのキャンプが、今では月イチの楽しみ」なんですって。そんな山下家に「ファミリーキャンプの楽しさ」についてお聞きしました!
★BE-PAL FOREST CAMP 2022についてはコチラにて。
キャンプ歴20年以上。東京都在住の山下 英隆さん(55歳)、有里子さん(50歳)、空さん(15歳)、航羽さん(12歳)にお話をお聞きしました。
嫌々始めたはずが、今では月イチの楽しみに。絆が深まるファミリーキャンプ。
Q. キャンプを始めてどれぐらいですか?
英隆さん「かれこれ二十何年になります。今のようなキャンプブームの前から、ずっとキャンプを楽しんでいます」
Q. キャンプを始めたきっかけは?
英隆さん「先輩家族のキャンプに強制参加させられたのが、一番最初のキャンプ体験。でも、実は嫌で嫌で(笑)。というのが、ずっと召使いみたいにさせられて、それでキャンプ嫌いになっちゃったんです(笑)。
それからしばらくキャンプとは無縁だったんですが、奥さんが『やるぞ!』って感じでキャンプ道具を買って来ちゃって(笑)。だから、それが今に繋がる本当のスタートですね」
有里子さん「私はずっと『キャンプをしたい!』って言い続けていたんです。私も友達夫婦のキャンプにくっついて行ったのが初キャンプなんですけど、それが凄く楽しくて。そんな時間を旦那と2人で過ごせたらいいなって。
なのに、旦那にはずっと断られていて(笑)。だけど、ある時、旦那と買い物ついでに、ふとキャンプ用品を扱っているお店に入って、その時に同意を得て買ったんですよ(笑)。だから、私がひとりで買って来たみたいな話になっていますけど、そうじゃないんです(笑)」
英隆さん「まあ、そうですね(笑)。だけど、僕が『うん』って言うまで『買いたい』って言い続けるから、もう、『うん』って言うしかないですよね(笑)」
Q. 説得するのは大変でしたか?
有里子さん「結構大変でした。『うん』って言ってくれるまで、何年もかかりましたからね。旦那の心が変化した理由は……、やっぱり、私のしつこさかもしれないですね(笑)」
編集部「そんな風にして始まったキャンプですが、今となっては二十何年、家族みんなで楽しんでいるわけですね」
英隆さん「そうですね~。やっぱり、楽しいですよ(笑)。子供が高校生になっても付き合ってくれるし。キャンプ以外では、なかなかこういった時間は作れないですもんね」
空さん「今の所ですけどね(笑)。でも、楽しいは楽しいです」
英隆さん「最近は忙しくて昔ほど行けていないんですけど、今は月に一回、行ければいいかなって感じで、『行くぞ!』って言うとついて来てくれるので、嬉しいですよね」
Q. 山下家のキャンプのコンセプトは?
編集部「今日のキャンプに参加している方たちの様子を見させて貰ったんですけど、山下さんたちのキャンプは凄くオシャレだなって思いました。それもあって取材させて頂けたらと思ったんですけど。山下家のキャンプのコンセプトって、どんな感じですか?」
英隆さん「いやいや、歴が長いだけですよ(笑)。コンセプトは、人が見た時に楽しそうに見える感じ。だから、僕らは今流行りのモノトーンじゃなくて、カラフルに色を使っているのがこだわりです。カラフルなボックスだったり、缶だったりを並べて」
Q. ボックスはどこで買ったんですか?
英隆さん「これは既製品ではなくて、自分たちで作ったんです。主に僕と長男の2人で。ホームセンターで木を買ってきて、寸法を計ってカットして、組み立てて、色を塗って、文字入れもして」。
編集部「この英文の意味は?」
英隆さん「これはですね(笑)、僕ら世代で大流行した『Xファイル』の決まり文句で、真実は一つじゃないっていう意味です」
編集部「804:TAとは?」
英隆さん「こっちはですね、僕は山下っていう名字なんですけど、804:TAで、山下って暗号みたいにして入れたんです(笑)」
編集部「ハンモックのスタンドも?」
英隆さん「ハンモックのスタンドも自分たちで考えて手作りしました。これも素材は木です。これがあれば、どこでもハンモックを張れるんで、それで作ったんですよ」
有里子さん「一番最初は全然乗り気じゃなかったのに(笑)、今では逆で、色んなモノを手作りまでして、私以上に旦那の方がキャンプにハマってます」
英隆さん「やり始めると、ハマっちゃうんですよね~(笑)」
Q. 料理もとっても美味しそうですが、今日のメニューは?
有里子さん「お昼はトルティーヤなんですけど、全然、ササッとできるやつですよ。市販のトルティーヤの生地を買ってきて、そこにジャガイモとコンビーフとコーンを炒めたモノを乗っけて、最後に大きなソーセージを挟めば完成です」
英隆さん「夜は焼き肉ですね。みんな大好きなんで、夜は焼き肉が定番ですね。分厚いステーキ肉を焼いたり、カルビとかハラミを焼いたり。最近は子供たちが牛タンにハマっていて、高い肉が旨いっていうのを分かり出して困っています(笑)」
Q. 初心者にアドバイスを。
編集部「最後に、「これからキャンプをやってみたい!」と思っている方々に向けて、ぜひ、アドバイスをお願いします」
英隆さん「当初、嫌々始めた僕が言うのもアレなんですが、キャンプは本当に楽しいです。
その上で一つだけ、真面目なアドバイスをさせて貰うなら、『天気を甘く見ちゃダメ』ってことですね。今日は晴天で助かっていますが、実は今年のキャンプはずっと雨だったんです(笑)。もちろん、雨でも楽しいんですけど、雨が降ってきた時のための備えは必要です。
たまに、雨や風のせいでテントが潰れている方もいて、そういうのを見ると『あちゃ~』って思いますね。思っている以上に大惨事になりますからね」
編集部「お話を聞かせて頂き、ありがとうございました!」
STORYCAなら初めての「冬キャンプ」も安心して楽しめます!
キャンプ道具を装備したクルマをレンタルして、誰でも気軽にキャンプを楽しめるのが、STORYCAキャンプ。キャンプ道具を持っていなくても、クルマを所有していなくても、思う存分にキャンプを楽しめるとあって、特にキャンプ初心者たちから大人気。
英隆さんがお話していたように、キャンプは天気を甘く見ちゃダメ。特に冬キャンプは夏とは違い、キチッとした装備品がないと楽しむことができません。せっかくの楽しいキャンプなのに、一日中、寒さで凍えていたら台無しですからね。
STORYCAのファミリーキャンプでは、「冬」になると、装備品を入れ換え、寒い冬でも安心してキャンプが楽しめるようにしています。
「電気カーペット」を床に敷き、「カセットガスストーブ」で全体を温かく。「扇風機」を軽く回して、テント全体に暖気を広げましょう。そして、「一酸化炭素チェッカー」をぶら下げておけば万全。
もちろん、シュラフも冬用に変更。モンベルの「バロウバッグ#0」は頭まですっぽりと被り、顔を出して眠るタイプのマミー型。冷気の侵入をしっかりと防げるので、快適に休むことができますよ。
STORYCAでは、思い立ったらすぐにキャンプができる、新しいスタイルを提案しています。必要な道具が全部揃ったSTORYCAのカーシェアで、思いっきりファミリーキャンプをお楽しみください。