GPSトラッカーを10台、通信ドライブレコーダーを5台導入いただいている、株式会社富田商店 店長の成谷様に伺いました。
株式会社富田商店では、ガソリンスタンド業務をメインに、レンタカー事業、車両販売、板金やコーティングなど車両全般の整備も行っています。
レンタカーの保有台数は15台で、全車両に位置情報管理システムを導入しています。
レンタカー業務では常連の方、新規のお客様ほぼ同じ割合でご利用いただいてます。
シーズンにもよりますが、基本的には近隣の方の利用が多いです。例えば、3月の引っ越しシーズンは引っ越しに使う方が多いですね。
また、駅近の店舗なので川口市だけでなく、都内からのお客様もいらっしゃいます。
以前は返却遅延も不返還もありました。
やっぱり新規のお客様の返却遅延が多く、返却が遅れていても連絡がつかない場合もあります。
レンタカーは店舗スタッフ全員で管理していますが、何時に返却に来るかわからなかったり、車両がどこにあるのかわからなかったり。管理するにもみんな精神的不安を抱えていました。
お客様と連絡がつく場合でも「あと30分で着きます」と言われて閉店後待っていても帰ってこず、結局1時間以上残業することもありました。従業員の負担はもちろん、店舗のコストも余分にかかっていました。
また、不返還(乗り逃げ)も過去何回か経験しています。
そのうち一回はいつも従業員が通る道の近くに乗り捨てられていたので、「自車位置がわかればすぐに解決できたのに」と思っていました。
位置情報コンソールからお客様の正確な位置や走行軌跡が見られるので、本当に心理的に助かっています。
導入前であれば、閉店間際でもお客様の「あと〇分で着きます!」を信じて待つしかなかったですが、今は正確な位置を確認できるので店舗側で戻ってくるまで待つのか、翌日の返却をお願いするのかを案内できるようになりました。
心理的な負担だけでなく、従業員みんなの残業も確実に減りました。
不返還が再び起こった時も、システムを導入していたおかげですぐに車両を回収できました。
位置情報がわかることで、お客様の顔が見えなくても店舗側からアクションできるようになったことも、導入したメリットの1つです。