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アルファードの盗難対策完全ガイド
最新手口から最強の盗難防止策まで徹底解説

2024.02.02
愛車見守り
盗難されやすいアルファードのイメージ

高級ミニバンの代名詞として、圧倒的な人気を誇るアルファード。その堂々たる存在感と快適な室内空間は、多くのドライバーの憧れです。

しかし、その人気の高さと資産価値から、アルファードは盗難犯にとっても「格好のターゲット」となっているという厳しい現実があります。

 

事実、日本損害保険協会が発表する「自動車盗難事故実態調査」では、アルファードは毎年盗難被害ランキングのワースト上位常連です。

 

「自分のアルファードは大丈夫だろうか…」
「どんな対策をすればいいのか分からない…」

 

そんな不安を抱えるオーナー様や、これから納車を控えている皆様のために、この記事では最新の盗難手口から、具体的な防止策、そして予算に応じた最強の対策プランまで、アルファードを盗難から守るための全てを徹底的に解説します。

 

この記事を読めば、漠然とした不安が解消され、今日から何をすべきかが明確になります。

 

なぜアルファードは盗難されやすいのか?狙われる3つの理由

まず、なぜアルファードがこれほどまでに盗難犯に狙われるのか、その理由を正しく理解することが対策の第一歩です。

 

1.海外での絶大な人気と高いリセールバリュー

アルファードは国内だけでなく、特に東南アジアなどの海外で絶大な人気を誇ります。正規輸入されていない地域も多く、中古車であっても非常に高値で取引されるため、不正輸出を目的とした窃盗団のターゲットになりやすいのです。

 

2.部品単体での高い需要

万が一車両としての転売が難しくても、アルファードは純正パーツの一つひとつに価値があります。ヘッドライトやホイール、カーナビなどを個別に転売する「部品取り」目的で盗難されるケースも後を絶ちません。

 

3.スマートキーシステムの脆弱性

近年の自動車盗難の主流は、車両のコンピューターに侵入するデジタル的な手口です。アルファードに搭載されている便利なスマートキーシステムも、その仕組みの穴を突く特殊な機器によって、いとも簡単に破られてしまう危険性があります。

 

【手口を知る】最新のアルファード盗難手口とは

犯人はどのような手口でアルファードを盗むのでしょうか。代表的な3つの手口を知り、適切な対策に繋げましょう。

 

リレーアタック

スマートキーが発する微弱な電波を特殊な機器で受信・増幅し、車に「キーが近くにある」と誤認させてドアロックを解除、エンジンを始動させる手口です。

犯行グループの一人が運転手に近づき、もう一人が車で待機する手口で、自宅の玄関先にキーを置いている場合でも、その電波を傍受して盗難に至るケースがあります。

 

CAN(キャン)インベーダー

近年の盗難で最も主流となっている、極めて悪質な手口です。フロントバンパーの内部などから車両のコンピューターネットワーク(CAN)に不正にアクセスし、ドアロックの解除からエンジン始動までを瞬時に行います。

警報装置(アラーム)が作動しないよう制御されることもあり、非常に短時間で犯行が完了するのが特徴です。

 

コードグラバー

スマートキーの電波(IDコード)をコピーする手口です。

オーナーがドアをロック・アンロックする際に発信される電波を特殊な機器で傍受し、複製したキー(合鍵)を作成してしまいます。これにより、犯人は正規のキーを持っているかのように堂々と車を盗み出すことができます。

 

アルファードの純正セキュリティとその限界

盗難されやすいアルファードのイメージ

 

最新の手口を知ると、「標準装備のセキュリティはどこまで有効なのか?」という疑問が湧くかと思います。まず、アルファードに搭載されている主な純正セキュリティ機能と、その限界点を正しく理解しましょう。

 

オートアラーム

施錠されたドアが不正に開けられたり、車内への侵入や車体の傾きを検知したりした際に、大音量の警報音(ホーンやブザー)とハザードランプの点滅で異常を知らせる機能です。

 

  • 限界点: あくまで「威嚇」が目的です。プロの窃盗団は警報が鳴ることを前提に行動しており、短時間で音を止めて盗み去るため、決定的な抑止力にはなり得ません。

 

イモビライザー

キーに埋め込まれた固有のIDコードと車両側のIDコードが一致しない限り、エンジンが始動しない盗難防止システムです。キーの複製による盗難に効果を発揮します。

 

  • 限界点: イモビライザーのIDコードを強制的に書き換える「イモビカッター」や、車両のコンピューターに直接侵入する「CANインベーダー」といった手口の前では、無力化されてしまう危険性があります。

 

結論として、純正セキュリティは基本的な防犯機能としては有効ですが、プロの窃盗団が用いる最新の手口に対しては万全とは言えません。 だからこそ、これからご紹介する追加の対策を組み合わせることが、あなたの大切なアルファードを守る上で不可欠なのです。

 

アルファードの盗難防止対策|全体像と比較

巧妙化する盗難犯に対抗するには、複数の対策を組み合わせることが鉄則です。ここでは盗難を「防ぐ」対策と、盗難後に「見つける」対策に分け、それぞれの特徴を比較します。

 

対策の種類 費用目安 防犯レベル メリット デメリット
ハンドルロック 3,000円〜2万円 視覚的な威嚇効果が高い。比較的安価。 時間をかければ破壊されるリスクがある。
タイヤロック 5,000円〜3万円 物理的に動かせなくする。威嚇効果大。 設置・解除に手間がかかる。
リレーアタック防止グッズ 1,000円〜3,000円 非常に安価でリレーアタックに有効。 CANインベーダーなど他の手口には無力。
カーセキュリティシステム 10万円〜30万円以上 盗難そのものを防ぐ。CANインベーダー等に対応。 費用が高額。専門家による設置が必要。
GPS追跡装置(MAMORUCA等) 約1万円〜 盗難後の発見率を劇的に上げる。 盗難そのものを防ぐ効果はない。

 

盗難対策の新常識|「防ぐ」から「取り戻す」へ

あらゆる「防止策」をご紹介しましたが、どの防止策においても突破される可能性があります。だからこそ、現代の盗難対策には「万が一、防止策が破られた後にどうするか」という視点が不可欠です。

 

その最も有効な答えが、GPS追跡装置です。

車内に小型のGPS装置を隠しておけば、たとえ盗難に遭っても、愛車が今どこにあるのかを正確に追跡し、警察と連携して取り戻せる可能性が飛躍的に高まります。防止策が破られた後でも機能する、まさに「最後の砦」と言えるでしょう。

 

愛車の見守り・追跡なら「MAMORUCA(マモルカ)」

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数あるGPS追跡装置の中でも、私たちアルパインが提供する「MAMORUCA」は、大切なアルファードを守るために最適化された機能を備えています。

 

  • 異常を即座にLINE通知

    設定したエリアから車両が動いた場合など、異常を検知するとお手持ちのスマートフォンのLINEに即座に通知。盗難にいち早く気づくことができます。

  • 高精度なリアルタイム追跡

    万が一の際には、愛車がどこに運ばれたかを高精度な地図上でリアルタイムに追跡。警察への迅速かつ正確な情報提供を可能にします。

  • 小型・バッテリー内蔵で隠しやすい

    犯人に見つからないことが重要なGPS装置。「MAMORUCA」は小型設計でバッテリーも内蔵しているため、車内のあらゆる場所に隠して設置できます。

 

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まとめ:純正+αの対策で、大切なアルファードを守り抜こう

アルファードを取り巻く盗難の脅威は、もはや他人事ではありません。 そして現代の防衛策は、純正セキュリティをベースとしつつ、弱点を補うための追加対策を組み合わせることが新常識です。

 

  • 1.物理ロックで犯行意欲を削ぐ。

  • 2.カーセキュリティで電子的な侵入をブロックし、盗難を「防ぐ」。

  • 3.MAMORUCAで、万が一の際に愛車を「見つける」。

 

もはや、盗難対策は「破られないようにする」だけでは不十分です。「破られること」を前提に、その次の一手を準備しておくこと。それこそが、あなたの大切なアルファードと安心なカーライフを守る、最も賢明な選択です。

 

愛車を守るための、最後の砦。ぜひ一度、「MAMORUCA」をご検討ください。

 

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この記事を書いた人

アルパイン マーケティング

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法人向けの車両位置情報管理システム【Where Mobi】
愛車の追跡・盗難対策【MAMORUCA】
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