近年、スカイラインR32 GT-R、ランサーエボリューション、RX8といったすでに生産が終了したものの、根強い人気のある国産スポーツカーの盗難が増えています。
プロの窃盗団による犯行も珍しくなく、数分で愛車が消えてしまったといった事例も多いです。すでに生産が終了した車は買い直しや修理も難しいケースがあるので、盗難防止対策は重要です。
本記事では、盗難が多いスポーツカーの種類や各メーカーが出している盗難防止グッズや、純正セキュリティグッズと併用して使いたい盗難防止グッズなどを紹介します。
国産スポーツカーの盗難が増えている理由は以下のようなものが挙げられます。
・海外で日本製のスポーツカーの人気が高まっている
・新車が手に入らないので希少価値が高く価格が高騰している
・生産が終了している車はセキュリティが低く盗みやすい
・社会情勢の変化によって外国への渡航が再びスムーズにできるようになった
スカイラインR32 GT-Rを中心に国産スポーツカーはワイルドスピードなどの映画の影響もあって、知名度と人気が高まり続けています。しかも、すでに生産が終了している車は、流通している台数も減少しているため、価格も上昇する一方です。
その反面最新の車に比べるとセキュリティが低く盗みやすいため、プロの窃盗団にとっては格好の獲物に見えるのかもしれません。
2024年2月にスカイラインGT-Rの盗難が増加していることがニュースになりましたが、わずか数分で駐車場から消えてしまったケースもあります。
国産スポーツカーを盗難するのは、プロの窃盗団である可能性も高いです。
プロの窃盗団は車を盗んで海外へ輸出するルートを確立しているケースが多いので、目をつけた車を短時間で盗み、海外に持ち出してしまいます。その際、ナンバープレートはもちろんのこと、車体番号まで偽造されるケースもあるでしょう。また、バラバラに分解されて必要な部品だけ撮られるケースもあります。
防犯カメラを設置していて窃盗の実行犯は逮捕されても、車の行方は犯人も知らないといった場合も珍しくありません。つまり、一度盗難された国産のスポーツカーは可能な限り早く発見しないと無事に戻ってくる可能性は低いのです。
国産スポーツカーは、メーカーごとに純正のセキュリティが設置できます。
スポーツカーの年式によっては設置が難しい場合もありますが、まずはディーラーに相談してみるのがおすすめです。
RX7、RX8などを製造していたMAZDAは、ドライブレコーダー、バーグラアラーム、イモビライザーキーなどを純正セキュリティとして販売しています。
イモビライザーとは固有番号を設定したキーを使い、車に固有番号を認識させるセキュリティ方法です。一度固有番号を認識させると他の鍵は使えません。物理的な鍵を複製しても、固有番号が違っていれば車は動かないのです。
また、バーグラアラームはドアやリフトゲート、またはボンネットが不正な手段で開けられた場合、バーグラホーンとハザードランプで周囲に異常を知らせます。
窓が割られた場合もバーグラアラームは作動するほか、離れた場所にいることを想定してスマホにアラームが鳴ったことを通知するシステムも付いています。
三菱自動車が販売していたランサーエボリューションのスマートキーには、イモビライザーが搭載されています。また、セキュリティアラームなども後付けが可能です。
しかし、ランサーエボリューションが製造されていた頃のイモビライザーは、現在の技術ではすぐに突破されてしまいます。最新のセキュリティシステムとの併用がおすすめです。
日産は、盗難に対する複数のセキュリティシステムをパッケージにして販売しています。
必要なセキュリティシステムを選んで設置できます。いちいち必要なものを選んでつける必要がないので、便利です。
自動車メーカーが製造・販売している純正セキュリティは、車の盗難を防ぐための製品が主流です。しかし、窃盗団のセキュリティを外す技術も年々巧妙になっています。また、アラームがなっても強引に強奪していくケースも珍しくありません。そのため、盗難を防ぐグッズと共に、盗難された自動車をすぐに発見できるシステムと併用するのがおすすめです。
愛車の見守り「MAMORUCA」は愛車の位置をスマホで追跡ができる防犯グッズです。万が一スポーツカーが盗まれても、すぐに追跡することができれば無事に帰って来る可能性が高まります。MAMORUCAを搭載していれば、万が一愛車を盗難されたらLINEでその旨が通知されるので、すぐに盗難に気づけます。愛車がどこに運ばれたかも追跡できるため、即警察に通報すれば、隠し場所で発見される可能性も高くなります。
また、「MAMORUCA」は小型なので目立たないところに設置すれば、盗難のプロとはいえ発見するのは困難です。
国産のスポーツカーを盗難から守るためには、盗難防止グッズを設置するほかに以下のような方法があります。
・車庫のセキュリティをアップさせる
・車種が分からないようにカバーをつける
・車庫にセンサーで点灯するライトを設置する
・ブレーキペダルロックやタイヤのホイールロックなどを設置する
車両盗難は空き巣同様にスピードが重要です。また、生産が終了した国産スポーツカーは台数が少ないので、窃盗団に目をつけられたら高確率で盗まれます。そのため、国産スポーツカーが駐車しているのも分からないようにすることが重要です。カバーをかけておくだけでも一定の効果があるでしょう。
このほか、ブレーキペダルロックやタイヤのホイールロックも設置しておけば、より盗まれにくくなります。アラームが大音響でなっているなか、ブレーキペダルロックなどを外すのは至難の業です。盗難までに時間がかかると分かれば、窃盗犯もあきらめる可能性が高まります。
製造が終了した国産スポーツカーは、盗まれたら二度と同じ車が手に入らない恐れがあります。また、リレーアタックなど盗難技術も次々と新しい手口が登場しているため、防犯対策グッズと併用して、盗まれたときにすぐに発見できるグッズを使えば万が一の時も早期発見できる可能性が高まります。
純正セキュリティに加えて、市販されている防犯グッズをつけて少しでも盗難の危険性を減らしましょう。
愛車の見守り「MAMORUCA」は万が一愛車が盗難された場合もすぐにスマホに通知がいくだけでなく、地図アプリを利用して愛車の場所をすぐに特定できます。早期発見できれば、愛車が無事に戻ってくる可能性も高まります。ぜひ、導入をご検討ください。
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この記事を書いた人
アルパイン マーケティング
法人向けの車両位置情報管理システム【Where Mobi】
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