【車の内装DIY】初心者でもできるおすすめの場所と方法
車のDIYは整備費用がかからないため経済的であったり、車に愛着が沸いたりと趣味としても楽しめるものです。
ところが、まったく車のDIYをしたことがない方にとっては、敷居が高いように感じてしまうこともあるでしょう。ただ、車のDIYは手順さえ覚えてしまえば簡単に行えるものもあります。
今回は車のDIYでおすすめの場所や、DIYを行ううえで用意しておきたい工具について解説します。
車のDIYおすすめの場所
車のDIYは手順さえ覚えれば簡単に行えるものがいくつかあります。以下のようなDIYであれば初心者でも行えるでしょう。
ルームランプの交換
近年ではLED電球の普及が進んでおり、家庭やオフィスなどLEDが使用されているところが多くなっています。車の室内灯も家庭用電球と同じように交換するだけなので、DIY初心者でも安心して行えます。
交換手順としてはカバーをマイナスドライバーや内張りはがしを使って外します。このとき、工具が当たる場所の内装に傷が付かないようにマスキングテープなどで養生してから行いましょう。
カバーを外したら、既存の電球を取り外して交換するだけです。
デジタルインナーミラーの交換
既存のルームミラーを、デジタルインナーミラーに交換するDIYです。
デジタルインナーミラーはカメラで映し出した映像を表示するため、後部座席だったり荷物のだったりで、視界が遮られることがありません。
デジタルインナーミラーの取付け手順は、まず既存のルームミラーを外して、新しいデジタルインナーミラーを取付します。そこからリアカメラを設置して、電源ケーブルの配線とリアカメラとデジタルインナーミラー間の配線を行います。配線の隠ぺい前に動作確認を行い、動作確認が取れてから配線隠ぺいをすると、万が一映像の調子が悪くても修正できるでしょう。
ヘッドライトバルブ、ブレーキランプ交換
車のDIYで難易度は低めなものがヘッドライトバルブ、ブレーキランプ交換です。車に付いているライトがハロゲンの場合、HIDへ交換することで、長寿命となり交換回数が少なく済む利点があります。
交換手順は簡単で、既存のヘッドライトバルブを取り外してHIDへ交換するだけで作業が完了します。注意点として、ハロゲンバルブは点灯後、高温となることがあるため、やけどしないように冷ましてから作業が必要です。また、新品のHIDバルブを取り扱う際は手袋を着用しましょう。素手でバルブに触れてしまうと、手の油分がバルブに付着して、ライト点灯後にその部分が高温となってしまいバルブが割れてしまうことがあります。
滑りにくいゴム手袋などを着用して作業しましょう。
スピーカー交換
スピーカー交換は比較的簡単に行えて、車のスピーカーの音質を向上できるためおすすめのDIYです。内張りを外す必要があるため、難しそうなイメージがありますが内張りさえ外してしまえばあとは難しい作業がありません。
車種によって細かい部分は異なりますが、大まかな交換の流れは以下のようになります。
①内張を外す
②既存のスピーカーを外す
③スピーカーバッフルを固定する
④配線を端末加工する
⑤新しいスピーカーを取付ける
⑥内張を元に戻す
ただ、スピーカーがリベット留めなどをされていると、リベットを壊して外す必要が発生するため、やや難易度があがります。事前に車の状況を確認してからDIYを行いましょう。
車のDIYで揃えたい道具
車のDIYは多種多様です。そんな車のDIYで使用頻度の高いものには、以下のようなものがあります。
ラチェットレンチ及びソケット
ラチェットレンチは効率的な作業をするうえで欠かせない工具のひとつです。ナットからソケットを外さずに回すことができるため、作業効率アップに貢献してくれます。ナットをなめたり痛めたりしにくいため、スパナよりもラチェットレンチを使った方がよいでしょう。
ラチェットレンチにはソケットを挿し込む部分(差し込み角)にサイズがあり、車のDIYで使用する機会が多いものは3/8インチ(9.5ミリ)、1/2インチ(12.7ミリ)あたりです。
内装関係をDIYしたい場合には3/8インチ(9.5ミリ)があれば、本体がコンパクトで取回しがしやすいサイズです。
メガネレンチセット
ソケットレンチと同様に、車のDIYで欠かせないものがメガネレンチです。通常のスパナはナットの2点に力が掛かるのに対して、メガネレンチはナットの6点に力が分散されるため、力が入りやすく、ナットがなめるのを防ぎます。
メガネレンチには規格があり、「㎜」と「インチ」の2種類があります。現在では基本的に㎜規格のものがほとんどのため、㎜規格の物を揃えましょう。
内張りはがし
内張り剥がしは、車の内装パネルなどを外すときに用いる工具です。配線を隠ぺいしたり、スピーカーを交換したりする際に役に立ちます。
内張り剥がしの材質には樹脂製のものと、金属製のものがあります。樹脂製の物は内装に傷が付きにくいため、基本的には樹脂製の物がおすすめです。金属製のものはクリップなどを外すときに活躍します。
内張り剥がしには場所に応じて幅が広いものや、長いものなどがあるため、場所に併せていくつか持っておくと便利です。
初めてのDIYでも「ギアガレージ」なら安心
今回はDIY初心者でもできるおすすめの場所や、DIYで使用頻度の高い工具をご紹介しました。今回ご紹介した箇所は、比較的初心者でもDIYを行いやすい場所になります。ただ、まったくDIYをしたことがない人にとっては、工具をまったく持っていなかったり、知識がなくて難しく感じることもあるでしょう。そうした不安がある方にはギアガレージがおすすめです。
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