直営店「アルパインスタイル」全4店舗
(横浜246店、大阪171店、モレラ岐阜店、福岡R3店)のみのお取り扱い商品です
生の演奏の迫りくるような臨場感を、あますことなく伝えたい。
レコーディング・スタジオのマスター音源に込められたアーティストの想いを、
一点の曇りもなく、リアルに伝えたい。
最高の音楽体験を、あなたのクルマで。
車載オーディオ初
ハイレゾフルスペックサウンドシステム誕生
デジタル音源は、時代とともにハイビット・ハイサンプリングレートの道を歩んできました。 現在の最高スペックは「384kHz/32bit」。 最新の音楽レコーディングの現場で採用され始めたスペックです。しかし、CD収録またはストリーミング配信される際にはダウン・グレードされるのが現実。 ハイレゾは、このようなダウン・グレードすることなくレコーディングされた音源そのものを楽しみたいと望む音楽ファンの熱望に応えるものです。ハイスペックな音源の再生には、それに相応しい高度な再生能力と環境が求められます。最高スペックのハイレゾ音源を最高レベルで鳴らしきる、レコーディングされたアーティストの想いをそのまま伝えきることを目指したのが AlpineF#1Statusです。
「パーフェクトシンクロ」テクノロジー
カーオーディオはホームオーディオと異なり設置スペースの制約でヘッドユニット、オーディオ・プロセッサー等、システム構成ユニットのセパレート化せざるを得ません。またそれぞれのスピーカーユニットの設置位置に制限があり、理想的な場所に取付け出来ません。音の反射や吸音への配慮、振動影響の回避、過酷な温度変化への対応など、克服すべき課題が多々あります。ハイレゾ音源の忠実な再生は、比較的スペースや設置条件に制限のないホームオーディオでもチューニングが難しく、クルマの中ではさらに困難を極めます。この困難のすべてを解消し、クルマの中でハイレゾ音源のポテンシャルを最大限に引き出すテクノロジーがAlpineF#1Statusの「パーフェクトシンクロ」です。
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音楽信号データの伝送の時間軸をシンクロする
「マスタークロック・マネージメントシステム」従来、デジタル処理を行う製品毎にそれぞれ別々のクロック(タイミング)でデジタル信号を処理することになるのですが、データを伝送する際これが原因で「ジッター」と呼ばれるわずかな信号のズレが生じてしまいます。このわずかな信号のズレ(ジッター歪み)の発生が、音楽のリアルな臨場感を失わせる原因になっていました。
現時点でハイレゾ最高SPECである「384kHz/32bit」を再生するにあたっては、わずかなジッターの影響はさらに見逃せない要素となって参ります。 そこで、AlpineF#1Statusには、オーディオ・プロセッサーに世界最高精度で発振させたクロックを「マスタークロック」としてヘッドユニットに送り、完全に信号処理を同期させる「マスタークロック・マネージメントシステム」を開発し、搭載しました。
ひとつのクロックで完全にデジタル信号をシンクロさせるため、ジッターの発生を限りなく回避することに成功しています。
世界最高レベルの精度を実現した水晶発振器
「OCXO DuCULoN®」を採用※1マスター・クロックを発振する水晶発振器に、ハイレゾ・オーディオ用の「OCXO DuCULoN®」を採用しました。現在、考えられる最高峰の高精度クロック発振デバイスです。水晶は温度変化に弱く、精度への影響を免れることは出来ません。
この課題に対し、発振器自体を断熱性能を高めた専用ケースに格納するという車載初の温度補償機能を備えました。電源投入後、内部温度を調節し、クロック精度が安定する温度に達するとインジケーターが点灯し、その後は温度が一定に保たれます。製品内部において専用スペースを設けノイズや温度の影響を受けにくい構造としております。これらクロック精度を安定化させるメカニズムにより、一般的なデジタル製品に搭載されている水晶の500倍の精度で安定させるのです。
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車内環境にサウンドを最適化する、
最高峰DSP「Griffin UL」を4基搭載
すべての音の到達時間をシンクロハイスペックなハイレゾ音源では、各スピーカーから出る音の正確なチューニング精度も、従来よりシビアに突き詰めていかなくてはなりません。クルマの中の場合、各スピーカーユニットからリスナーまでの距離のズレは音が耳に届くまでの到達タイミングを狂わせ「歪み」の原因となり原音とは異なる音になってしまいます。
このように、車内空間では、正確な位相、立体的なステレオ感、また低域から高域までの音のバランスを原音に忠実にするには車内環境に合わせた高精度なサウンド・チューニングが必要です。このためAlpineF#1Statusでは正確なサウンドチューニングを実現するために64bit浮動小数点演算を最大1GHzのクロックで処理する業界最高峰のDSPを4基採用し、 ハイレゾ「384kHz/32bit」信号の情報を欠落させることなく、オーディオ信号処理が可能。これにより各スピーカーから出る音のタイミングのズレ補正を世界最小約0.9mm(気温20℃時)としました。
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すべての帯域の音色をシンクロする
「音色の統一を追求し、チューニング幅を広げた4-Wayシステム」従来、スピーカー・ユニットは各再生帯域のユニットごとに、最適な素材と構造を採り入れてきました。しかし、この方法では各ユニットの特性が異なるため、ユニットごとの音色に微細な違いが生じていました。それに対してAlpineF#1Statusでは、素材と構造を統一することで各ユニットの音色を美しくそろえることに挑戦しました。 そして数えきれない試行錯誤を繰り返し、たどり着いた回答が軽さと硬さを兼ね備えた炭素繊維強化樹脂「CFRP」の採用です。これは、同じ質量でスチールの5~6倍、アルミの3~4倍の強度を持つ素材で、航空用途や業務用ビデオカメラのボディなどに使われています。民生用としてはたいへん高価ですが音色を統一する素材として理想的なものと判断し、今回全ユニットに採用しました。
軽量なので応答性に優れ、剛性が高いので歪みを大幅に軽減する高い性能を備えており、ハイスペックなハイレゾ音源の再生にはまさに最適なものと考えております。