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レンタカー事業は副業におすすめ!
ビジネスモデルをご紹介

2023.02.23
レンタカー

副業を始めようと考えた時、レンタカー事業も候補に挙がるひとつです。

実際、レンタカーの需要は今もなお右肩上がりで、これからも参入しやすく、損しづらい副業としておすすめできます。

 

しかし、実際にレンタカー事業を副業として始める際に、どのような運営をしていけばいいのかはっきりイメージできる人は多くはないでしょう。

そこで今回、レンタカー事業を副業でやる際に参考になるビジネスモデルをまとめました。

 

レンタカー事業が気になっていたり、副業を考えていたりする人は、ぜひ本記事を参考にしてください。

 

レンタカー事業の概要とビジネスモデルをパターン別に解説

レンタカー事業といっても、一概には言えません。

レンタカー事業の一部に携わる場合もあれば、レンタカー事業を一から始めたり、既にある事業・フランチャイズに参入したりする場合もあるからです。

 

では、副業で始められるレンタカー事業にはどのような種類があるのでしょうか。

以下をご覧ください。

 

  • 個人設立のレンタカー事業

  • 法人設立のレンタカー事業

  • フランチャイズ加盟のレンタカー事業

  • レンタカー回送ドライバー

 

レンタカー事業を副業とする場合、上記4つのいずれかになるでしょう。

それぞれどのような特徴があるのか、ビジネスモデルも含めて解説します。

 

個人設立のレンタカー事業

レンタカー事業は、個人でも法人でも、どちらでも始められる事業です。

使っていない車をレンタカーとして貸し出したい場合や、手軽にレンタカー事業を始めたい時に個人設立のレンタカー事業は選ばれやすいです。

 

法人と比べて手続きや提出書類がシンプルなので、より簡単にレンタカー事業をスタートさせたい人におすすめですね。

いずれ副業の枠に留まらず大きな事業へ成長させていきたい場合は、個人から法人へ変更する際に新たな手続きが発生するので、最初から法人での設立が手間もなくおすすめです。

 

逆にあまり事業を大きくする構想がない場合は、個人設立のレンタカー事業でも問題ないでしょう。

 

個人設立レンタカー事業のビジネスモデル

レンタカー事業として開業届を出した後、個人でのレンタカー事業設立は、税務署に開業届を提出するだけなので簡単です。

自家用自動車有償貸渡業の許可を、管轄の運輸支局のサイトなどで手続き方法を確認して取得します。

 

レンタカーとして貸し出す車を用意したら、事業用の自動車保険に加入して、登録免許税を支払いレンタカー事業がスタートします。

 

事業の流れとしては、チラシなどの広告を出しお客様が来店したら車を貸し出して、レンタル料を頂くという流れになりますので、顧客のニーズはどこにあるのか、自分が貸し出す車はどのような顧客に選ばれやすいのかなどを考え集客しましょう。

 

法人設立のレンタカー事業

いずれ事業を大きくしたい場合は、法人設立のレンタカー事業がおすすめです。

法人設立のレンタカー事業は、個人設立と違い手続きが複雑ですが、お客様側から見て信用面でプラスであることや融資が受けやすい・法人税の節税ができるなどメリットも大きいです。

 

個人から法人へ変更することも可能ではありますが、個人設立の事業を全て法人へまるまる移すことは難しいので、いずれ法人にすることを検討している場合は、初めから法人で設立しましょう。

 

法人設立レンタカー事業のビジネスモデル

法人設立には、定款認証と設立登記が必要です。

余裕があれば個人でチャレンジしても良いですが、難しそうなら専門家に依頼しても良いでしょう。

個人設立と同じように自家用自動車有償貸渡業の許可を取得しましょう。

 

事業の流れとしては、チラシなどの広告を出してお客様が来店、貸出てレンタル料を頂くといった個人設立と同じような流れになります。

乗用車が10台以上になると、整備管理者の確保が必要になりますので、レンタカー事業を大きくするタイミングで整備管理者の選任についても考えるようにしましょう。

 

フランチャイズ加盟のレンタカー事業

フランチャイズとは、本部フランチャイザーと加盟店フランチャイジーが契約を結んで、加盟金を本部へ支払うことで商標使用権を得られるシステムです。

 

つまりフランチャイズに加盟すると大手ブランドの名前を使えるということですね。

名前が使えるほかにも、運営のノウハウを教えてもらえる特典があるフランチャイズも多いので、しっかりレンタカー事業を始めたい人におすすめです。

 

フランチャイズによってサポートの内容もそれぞれ違いますので、加盟する際は内容をしっかり確認しましょう。

 

フランチャイズ加盟してのレンタカー事業のビジネスモデル

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フランチャイズに加盟のレンタカー事業は、個人設立や法人設立にプラスしてフランチャイズ加盟金が発生します。

料金はフランチャイズによって異なりますが、50万円から400万円前後と幅が広いです。

 

これに加えて、毎月の加盟料が発生しますので、レンタカー事業を始めてすぐは赤字が続く可能性も考えなければなりません。

フランチャイズに加盟することでサポートしてもらえる可能性も高くなりますが、自由な運営が難しく、フランチャイズ独自の約束事に沿った営業が必要になる場合もありますので、本業が融通の利く職業でなければ難しい面もあります。

 

ただし、それでも運営のノウハウやクレームへの対応方法など、得られるものは多いので、しっかりレンタカー事業を始め、いずれ本業にもしたい人向きの方法です。

 

レンタカー回送ドライバー

レンタカー事業を副業で始めたくても、始めるための資金や時間がない人もいらっしゃいますよね。

その場合は、レンタカー回送ドライバーの副業をおすすめします。

 

レンタカー回送ドライバーとは、レンタカー乗り捨てプランで乗り捨てされた車を、店舗まで運転して戻す仕事です。

車を運転する他にも、車に傷がないか点検する必要などもありますが、運転免許を取得していたら誰でもできる仕事で、更にレンタカー事業を実際に運営する必要がないので空いている時間に働けます。

 

ただし、収入面ではレンタカー事業と比べて低いので、ガッツリ稼げる副業を考えている場合は難しいことも考えておきましょう。

 

レンタカー回送ドライバーのビジネスモデル

レンタカー回送ドライバーは、まず会社にいつ出られるか連絡をして、当日は現地に公共交通機関を利用して向かいます。

そこから車を回収して、レンタカー会社へ車を運転して戻すのですが、この間の経費は建て替える必要がありますので、レンタカー回送ドライバーを始める際はこの点を留意しておく必要があるでしょう。

 

また事故にあってしまった場合、弁償はドライバー負担になることも多いので、事故にあわないように細心の注意を払う必要もあります。

レンタカーには繁忙期と閑散期がありますから、閑散期はあまり稼げないことも考えておきましょう。

 

まとめ

レンタカー事業のビジネスモデルについて解説しました。

レンタカー事業は、副業で始めやすい事業のひとつです。

 

個人・法人設立、フランチャイズ加盟など、イメージする事業の形態に合わせた方法を取れるのも魅力ですね。

事業自体、大きくしやすいので、いずれ副業の枠にとらわれず稼いでいきたい人はレンタカー事業を視野に入れると良いでしょう。

 

また、設立するお金や時間がないという場合は、レンタカー回送ドライバーという方法もあります。

 

本業が空いた時間はどのように働けるか、副業でどのような結果を得たいかなどを考えて、自分に合った事業形態を選びましょう。
 

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この記事を書いた人

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