【初めてのキャンプナビ】キャンプに最適な靴の選び方
キャンプでは服装と同じように大事なものが靴の選び方です。
足元が冷えたり、濡れたりしてしまうと、不快感が長く続いてしまいキャンプに集中することができなくなることもあります。ただ、靴にはさまざまな種類があって、キャンプに適した靴選びは難しい側面もあります。
そこで今回は、キャンプに最適な靴の選び方や、靴の種類による特徴についてご紹介します。
キャンプに最適な靴とは?
キャンプ場によっては、舗装されてない道などがあって靴選びは快適に過ごすうえで大切です。靴選びのポイントは以下の5点になります。
履きやすく、脱ぎやすい
キャンプではテントへ入る場合、靴を脱いで入りますし、出る場合も靴を再び履くことになります。テントの出入りの都度靴を脱ぎ履きするため、立ったまま脱ぎ履きしやすい靴が理想です。
ローカットのように足首が短い靴だと脱ぎ履きが楽に行えます。
防水性能が優れている
靴が濡れてしまうと、大きく快適性が損なわれてしまいます。キャンプでは急な天候の変化により、雨が降ってくることもあり、たとえ快晴であっても朝露で靴が濡れることがあります。そのため、防水機能や撥水機能が備わった靴を選ぶと良いでしょう。
ぬかるんだ道でも靴がはまらないような、ソールが少し高いものもキャンプに適しています。
季節にあったものを
夏は湿度が高い季節で、足が蒸れやすいため通気性の良い靴が適しています。一方、冬場は足先が冷えてしまうとしもやけになることもあるので、防風性に優れて保温性の高い靴が良いでしょう。
体調管理を万全にするためにも、季節によって靴を使い分けることも大切です。
複数用意するのもあり
ちょっとしたトイレなどでいくときはサンダルを履いて、テント設営などをするときはしっかりとした靴を履くなど、靴を使い分けるのもひとつの手段です。
焚き火の火の粉に注意
焚き火をしているときに、火の粉が爆ぜると靴に穴が開いてしまうことがあります。とくにナイロン製の靴などはすぐに穴が開きます。革やコットン製の靴であれば、火の粉に強く穴が開きにくくなります。
カットで選ぶ
靴にはカット(足首の長さ)が様々あり、カットによって靴の特徴が異なります。
ローカット
足首全体が見えるような長さがローカットです。カットが短いので動きやすく、靴の脱ぎ履きがしやすい形状です。
デメリットとして、靴に砂や小石が入りやすいことや、足首が保護されていないので道が悪いと捻挫してしまうリスクが高くなります。
ミドルカット
ローカットとハイカットの中間のカットがミドルカットです。ローカットよりも足首を保護してくれるため、多少道が悪い箇所でも足首を守ってくれます。靴の履き心地はスニーカーなどと同じような感覚のため、キャンプ初心者でも扱いやすいでしょう。
ハイカット
ハイカットは足首全体を覆うような長さのカットです。足首全体を保護してくれるため、荒れた道を歩く際も足首の捻挫のリスクを軽減してくれます。
デメリットとしては靴が重く、しっかりとした歩き方をしないと足首付近の靴擦れを起こすことがあります。歩くのにちょっとしたコツが必要となるので、やや上級者向けのカットといえます。
キャンプで履く靴の種類と特徴
以下はキャンプで履くときの、靴ごとの特徴です。
スニーカー
普段使いで履いているようなスニーカーでも、キャンプでは問題なく使用可能です。とくに整備が行き届いているようなキャンプ場であればなおさらです。
スニーカーの中でも、地面の凹凸を感じにくいソールが固めのものがおすすめです。
サンダル
キャンプではテントから外へ出るときなど、靴の脱ぎ履きが思いのほか発生します。そうしたときに、サンダルであれば脱ぎ履きが楽に行えます。
ただし、キャンプ場で普通のサンダルを履いては、芝や小石などに足をとられて脱げてしまうこともあります。そのため、フィット性が高いベルト調整式のものや、かかとがあり靴のように履けるサンダルが適しています。
登山靴
登山用途の登山靴ですが、キャンプでも役に立ちます。とくに、自然の道がそのままのキャンプ場の場合、小石や段差といったものがある場合もあり、普通の靴では捻挫する危険性があります。その点、登山靴は険しい登山道用に作られているもののため、足を保護してくれることでしょう。
モックシューズ
モックシューズは履き心地がよいことが最大の特徴です。足を包み込んでくれるような感覚で、長時間履いても疲れにくい靴です。スリッポンと同じような形状のため、脱ぎ履きがしやすいです。
軽量で折り畳みができるタイプもあるため、予備の靴として準備しても荷物を圧迫しにくいでしょう。
レインブーツ
キャンプ場によっては、雨が降ることでぬかるむキャンプ場もあります。ぬかるんだ道で活躍する靴がレインブーツです。キャンプ場で使用するレインブーツは、水が深く地面にしっかりとグリップするソールのタイプを選びましょう。滑るリスクが減り、転倒してしまうことを防げます。
深い茂みや、険しい道ではない場合は、ショート丈のレインブーツでも問題ないでしょう。ショート丈のものは、脱ぎ履きがしやすいので、履きたり脱いだりするときのわずらわしさが少なくなります。
キャンプに最適な靴を選んで快適なキャンプを
今回はキャンプに最適な靴の選び方をご紹介しました。
キャンプでは靴ひとつで快適度が変わってきます。シーンや季節などにあった靴を選びましょう。また、折りたたみできるような靴は荷物にもならないので準備しておくと便利です。
また、キャンプでは靴だけでなく、他にも様々な道具が必要となります。「キャンプの準備が大変」というかたにおすすめなのが「STORYCA」です。STORYCAではキャンプで必要となる道具と車をまとめてレンタルできるサービスです。テントやタープから、カトラリーなど細かいアイテムまですべてレンタルできるため、忘れ物などの心配もありません。
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